STORY




物語は、とある王国の宮殿から始まる。


その宮殿には、『癒しの歌』の力をもつ姫がいた。
名はシルフィー。
彼女の歌は澄み渡りとても美しく、人の心や病気まで癒す不思議な力を持っていた。
その噂を聞きつけた貴族達が日々宮殿に訪れ、彼女は皆の前でその歌を披露する。
そんな毎日が続いていた。

一方、そんな宮殿の長閑な庭園の中で、芝生に寝転がり昼寝をする青年がいた。
名はマラス。
彼は、宮廷魔道師の一人に弟子入りしている魔道師である。
その彼が、この物語の主人公となる。


平和な宮殿内に、ある日事件が起こる。

「………姫が歌えなくなった?」

とある日の朝、彼女の歌のみが失われていたのだった。
マラスはその原因究明に乗り出す。

オリジナル性豊かな、王道(?)ファンタジー。
…果たして、姫の歌声は取り戻せるのか。







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